< My登山スタイル >

※これらは私の個人的なやり方・感想ですので
参考程度にご覧ください。

情報の集め方

線

特におおげさな準備はせずにふらっと山に登る、という方もいらっしゃるようですが私は怖くてできない!
山ではなにか一つ不手際があっただけでも計画通りの山行が出来なくなってしまったり、大変な不自由を我慢しなければならなくなったりします。
多くの山岳会では、山登りの一週間以上前までに綿密な計画書の提出を義務づけたりしています。
あまり堅苦しく考えるとしんどいのですが、計画を立てたりいろいろ準備をするのは結構楽しいものです。
そして何より当日、楽しく安全な登山をするためにも事前準備はしっかりします。(それでも何か起こってしまったりするのですが・・・)

事前に調べておくこと

調べ方その1「インターネット」

♦ キーワード検索

googleやyahoo!などの検索エンジンで山の情報を検索します。
ここで山小屋やその地域を管轄している組織のオフィシャルホームページを見つけることも多いと思います。
個人が発信しているブログもとても参考になります。けれど、場合によっては古い情報も拾ってしまうので、今とは現地の状況が異なることもあるので注意。
検索オプションで「1週間以内」などと時期を限定すると、比較的新しい書き込みやブログを見つけることも出来ます。

♦ 山小屋のオフィシャルサイト

だいたいの山小屋はオフィシャルのホームページを作って、情報を発信してくれています。
特に「営業期間」はよく確認しましょう。小屋泊の予定で夕方にやっとの思いで到着して、小屋が開いていなかった・・・では、シャレになりません。
そして予約が必要な小屋も最近はよく見かけますので確認して、電話番号を控えておくといいでしょう。

登山道の状況やお花や紅葉の様子を教えてくれたり、スタッフがブログを発信しているサイトも多いです。ただし電波も不安定な場所から忙しい山小屋の業務の間をぬっての発信ですので、頻繁に詳しい情報をあげてくれているサイトもあれば、極端に情報が少ないサイトもあったりと、差は激しいですが・・・。

ヤマレコ

山登りをする人達が自分が登った山の記録を公開して情報を共有できるサイトです。ルートを詳細な地図で見れますしコースタイム、写真、標高グラフや現地の情報など、登山者に重要な情報収集することができます。
記録によって情報量はかなり違ったりしますが、けっこう役に立ちます。

ヤマケイオンライン

山と渓谷社による登山情報のサイトです。
山小屋の最新情報やそれぞれの山の概要をまとめた情報もあります。

北アルプス ブロードバンドネットワーク

稼働している期間が限られているのですが、「山の天気予報」で山の天気予報情報を出してくれたり「ライブと気温」では山小屋からのライブカメラの映像や観測した気温を知ることが出来ます。(すべての山小屋ではないのですが)

twitter

いまいち使い方がよく分からない、という方も多いかもしれないtwitterですが、山登り好きの方もたくさん登録されていて、そういう方をたくさんフォローするとなかなか面白いです。
今まさに山に登っている人が現地のリアルタイム情報をつぶやいてくれていることも多いので、電波さえ届けばどこよりも新鮮な最新情報を手に入れることができます。
「涸沢なう」とか「雪渓多い」とか「紅葉はまだまだ」とか・・・。
検索窓で山の名前などのキーワードを入れれば、フォローしてない人のつぶやきでも見れるので知りたい最新情報を手に入れられる可能性も十分あります。
また、質問をつぶやくと答えてくれる人もいるかも?

調べ方その2「電話で聞く」

♦ 現地を管轄する警察に聞く

長野県や岐阜県、富山県など、登山者が多い地域の警察では山岳救助隊があり、シーズンには山に常駐したり訓練している様子を見ることがあります。
「今日は雪崩が起きやすく危険な状況なのでここから先には行かないでください」と、GWの奥穂高で県警の方が立って警告していたというのも聞いたことがあります。
あまりそういった取り組みをしていない地域の警察では聞いてみても何も分からない、ということもあり得そうですが、一度電話で問い合わせて現在の山の状況を聞いてみるのもいいと重います。

♦ 山小屋に聞く

現在の状況がどうしても分からない場合や聞きたいことがある場合は、山小屋に電話で問い合わせたり、予約の際に聞いてみるといいでしょう。
ただしハイシーズンには忙しすぎて対応しきれないのか、繋がらないこともありますが・・・。

調べ方その3「人に聞く」

「当たり前やないか」と言われそうですが忘れてはいけない、古典的だけど基本の基本。

♦ 友人・知人に聞く

山仲間に「○○山って登ったことある?」と聞いてみると、たいていの人は喜んで情報提供してくれるでしょう。
もしその人が行ったことが無くても、「○○さんが詳しいよ」とか「水場が少ないから多めに持ってった方がいいって聞いたことがあるよ」などの有力な情報が聞けるかもしれません。

♦ 現地で会った人に聞く

「登山者同士」という連帯感が生まれるのか、山で出会った人とは会話がはずみやすいものです。
下山の人とすれ違う時などに「雪渓はどうでしたか」などと積極的に聞いてみるとリアルタイムな有力な情報をもらえますし、他にも注意点などがあれば教えてくれるでしょう。
ただし、危険度の感じ方は経験やレベルによってかなり違うので「アイゼンが無くても大丈夫」と言われて行ってみると危険な雪渓のトラバースがあったり、ということもあり得ますが。。。



about me

大阪在住の山好きOL。
積雪期以外は基本的にソロテント泊。
「自分のことは自分で」
読図や救護など、自分なりにいろいろ勉強していっています。
自分の登山を振り返るとともに、同じく山に登る方々のお役に立てたら嬉しいです(^ ^)/

詳しい山行記録は
ヤマレコのマイページへ

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