< 山ごはん >
※これらは私の個人的なやり方・感想ですので
参考程度にご覧ください。
レシピいろいろ
山では、下界での普段の食事ほどたくさん食べれないことが多いです。
いつもと同じ分量で作ってたものの食べきれなくて残して処理に困る、せっかく重たい思いをしていっぱい食材を担いできたのに、また重たい思いをして担いで下る・・・ということもよくあります。山では、下界の2/3程度の量で十分だと考えていた方がいいでしょう。
たまに、食が進んでもっと食べたくなることもあるんですけどね。。。
ラーメン(基本)
作り方は家で作るときと基本は同じ、乾燥野菜を使うときは、コッフェルの中に水を入れた時点から投入しておく。
ラーメンの汁を飲み干す自信が無い人は、水の量を減らすとともに「スープの素」の量を減らす。仕上げに卵やごま油、ガーリックスライスなどをお好みで入れるといっそう美味しくなります♪
ごはん(アルファ米)
女子に多いかと思うのですが、私は一気にたくさんの量を食べきれません。。。なので、市販の「アルファ米」の一食分は、私には多すぎて残したくなるのですが、これを2回に分けて食べるようになりました。
例えば夕食の時に1食分を作って、「半分を夕食のカレーに」「もう半分は翌朝、雑炊に」という風に。ただし山では、特に夜を超す場合はごはんが冷えきってしまうので、朝食用に残り御飯を使う時には雑炊などで用意に温められるメニューにするのがいいかと思います。
慣れてくると生米から炊く方が断然美味しいのですが、チタンのコッフェルだと熱伝導率が高すぎて焦がしやすくてうまく炊きにくいこと(「ふしぎな米袋」という、いい道具もあるのですが)、ガスの消費量が多いこと、別にアルファ米でも満足しているので簡単に済ませたいことからまだ踏み出していません。
ちょっとどんぶり、ちょっとぞうすい
テント泊の朝食に、前日の残りのアルファ米を使って作ることが多いです。
コッフェルにだいたい指定の量の水を入れ、野菜も入れて湧かし、「ちょっとどんぶり(もしくはぞうすい)の素」と卵を割って入れて混ぜます。
前日のアルファ米は冷たくなっているので、弱火を付けたままにしておいてご飯を入れて、少し暖めます。
とっても簡単ですが、とっても美味しくて朝から幸せを感じます(笑)
鍋もの
下界と作り方は同じ。みんなと共同食の時によくやります。残った汁でラーメンやうどん、雑炊などを作るのも楽しみです。
パスタ
山ではゆで汁を捨てられないので、ゆで汁はスープや他の乾燥レトルト食品に使うか、最小限のお湯で茹でてなるべく蒸発させてソースと絡めて一緒に食べるか、にします。
ガスを節約するために、なるべく湯がき時間の短いパスタを選んだり(サラスパとか)、ペンネにしたりします。
ぜんざい
小豆の缶詰をお湯で溶かして湧かし、好みの味に調節します。お餅はスライス餅にするか、網などで焼いて入れます。
クレープ
フライパンとフライ返し、生地を混ぜる入れ物と混ぜる道具(泡立て器や箸)、焼いた生地を置く皿的なモノが要ります。クレープ生地はホットケーキミックスなどを水で溶かすだけ、の方が手軽です。余分なコッフェルが無い場合はジップロックの袋の中でかき混ぜます。フライパンはテフロン加工などがされていないとなかなか厳しいです。油はひいたほうが無難でしょう。
具には、お好みのフルーツやジャム、サラダ系ならツナやレタス、マヨネーズなどもなかなかいけます。
生クリームは、ホイップ済みで少量サイズのものをスーパーなどで探してきて、前日から冷凍庫で凍らせて保温袋に入れて持って行くといいでしょう。生クリームは溶けて高温になるとドロドロになって元に戻らないので、真夏は避けた方がいいです(笑)
チヂミ
フライパンとフライ返し、生地を混ぜる入れ物と混ぜる道具(箸でOK)が要ります。
チヂミの生地の素の粉が売られているので、他には水、ニラ、その他お好みの具材とタレがあれば作れます。ごま油があると香りがいっそう引き立ちます。
私は「無印良品」のチヂミセットを持って行きましたが、付属のタレが2人分で1袋なので開ける勇気がなく、自分の醤油を使いましたが十分美味しかったです。